令和4年度 病院指標
1.年齢階級別退院患者数 ファイルをダウンロード
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 3 | 24 | 32 | 35 | 104 | 185 | 395 | 686 | 805 | 394 |
当院を退院した患者様の年齢を10歳刻みの年齢階級別で集計したものです。退院患者年齢層は70代・80代が最も多く、全体の約56%を占めております。90歳以上も含めると全体の71%になり、地域の高齢化が表れています。
当院は中空知医療圏の中核をになう自治体病院として、今後も地域住民の健康を維持・増進に努めていきます。
当院は中空知医療圏の中核をになう自治体病院として、今後も地域住民の健康を維持・増進に努めていきます。
2.診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで) ファイルをダウンロード
内 科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 | 転院率 | 平均 年齢 | 患者用 パス | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
自院 | 全国 | ||||||
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 95 | 7.66 | 2.64 | 1.05 | 68.17 | |
050130xx9900x0 | 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 73 | 31.34 | 17.54 | 12.33 | 88.03 | |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 40 | 21.30 | 8.94 | 15.00 | 79.98 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし | 31 | 36.13 | 21.11 | 35.48 | 87.03 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 27 | 16.52 | 13.61 | 14.81 | 81.85 |
内科の分類別患者数は、大腸ポリープの症例が多く、心不全、胆管結石等の症例が続いています。
高齢の患者様が多く、治療に長い期間を要する場合もあり、在院日数は全国と比較すると長い傾向にあります。
また、当院の内科は、各学会の専門医を擁し、心筋梗塞、糖尿病、関節リウマチの診療、消化器疾患の内視鏡的治療などを得意分野としてます。
高齢の患者様が多く、治療に長い期間を要する場合もあり、在院日数は全国と比較すると長い傾向にあります。
また、当院の内科は、各学会の専門医を擁し、心筋梗塞、糖尿病、関節リウマチの診療、消化器疾患の内視鏡的治療などを得意分野としてます。
外科
外科は、消化器疾患が多く、内科をはじめとする他科と連携しながら外科治療を行っています。
分類別患者数は、鼠径ヘルニア、胆嚢炎、乳癌等の症例が続いています。
上記の集計では鼠径ヘルニアが上位となっていますが、当院の外科患者数は大腸癌が多いです。
診断群分類で集計すると大腸癌は手術や化学療法の使用等により分類が細分化されています。
分類別患者数は、鼠径ヘルニア、胆嚢炎、乳癌等の症例が続いています。
上記の集計では鼠径ヘルニアが上位となっていますが、当院の外科患者数は大腸癌が多いです。
診断群分類で集計すると大腸癌は手術や化学療法の使用等により分類が細分化されています。
整形外科
整形外科は、大腿骨の骨折に対し手術を実施した症例が139件と最も多くなっています。 次いで、前腕の骨折(副傷病なし)、胸椎・腰椎骨折の順で続いています。 平均在院日数を全国と比較すると多くの症例で当院の方が長い傾向にあります。
泌尿器科
泌尿器科は、前立腺悪性腫瘍、腎結石・尿路結石、膀胱腫瘍の順で多くなっています。
主に泌尿器科一般(排尿障害、尿路結石症、感染症など)、泌尿器悪性腫瘍、慢性腎臓病(保存期腎不全、血液透析)などの治療を行っています。
主に泌尿器科一般(排尿障害、尿路結石症、感染症など)、泌尿器悪性腫瘍、慢性腎臓病(保存期腎不全、血液透析)などの治療を行っています。
耳鼻咽喉科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 | 転院率 | 平均 年齢 | 患者用 パス | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
自院 | 全国 | ||||||
030240xx99xxxx | 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし | 11 | 6.09 | 5.69 | 0.00 | 40.73 | |
030390xx99xxxx | 顔面神経障害 手術なし | 10 | 10.40 | 8.81 | 0.00 | 68.90 | |
030400xx99xxxx | 前庭機能障害 手術なし | - | - | - | - | - | |
030350xxxxxxxx | 慢性副鼻腔炎 | - | - | - | - | - | |
030428xxxxxxxx | 突発性難聴 | - | - | - | - | - |
令和4年度は急性扁桃炎で入院加療される方が多くなっています。 当院の耳鼻咽喉科は近隣の市町からも顔面神経麻痺や難聴など、入院治療が必要な患者様の紹介を受け入れています。
3.初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数 ファイルをダウンロード
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) | 版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | - | - | 16 | - | - | - | 1 | 8 |
大腸癌 | - | 16 | 27 | 46 | - | 16 | 1 | 8 |
乳癌 | - | 11 | - | - | - | - | 1 | 8 |
肺癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
肝癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
UICC病気分類とは、国際対がん連合(UICC)によって定められた①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の3つの要素によって各癌をStageⅠ(早期)~StageⅣ(末期)の4期に分類したものです。
5大癌では大腸癌が最も多く治療を行っています。また当院は検診事業にも取り組んでおり、早期回復を目指して、職員一丸となって治療を行っています。
5大癌では大腸癌が最も多く治療を行っています。また当院は検診事業にも取り組んでおり、早期回復を目指して、職員一丸となって治療を行っています。
4.成人市中肺炎の重症度別患者数等 ファイルをダウンロード
患者数 | 平均 在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | - | - | - |
中等症 | 24 | 28.42 | 79.75 |
重症 | - | - | - |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
成人市中肺炎とは、20歳以上で日常生活をしていた方が発症した肺炎のことをいいます。重症度が高くなるにつれて平均在院日数や平均年齢が上がる場合が多く、高齢者の方は重症化しやすく治療期間も長くなる傾向にあります。 当院では中等度の患者数が多く、平均年齢がおよそ80歳であり、高齢の患者様の治療を多く行っています。
5.脳梗塞の患者数等 ファイルをダウンロード
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
- | - | - | - | - |
当院は脳梗塞の患者数が10未満のため表示を「‐(ハイフン)」としています。
6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで) ファイルをダウンロード
内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前 日数 | 平均 術後 日数 | 転院率 | 平均 年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) | 91 | 1.75 | 5.18 | 0.00 | 67.84 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 31 | 5.77 | 16.29 | 22.58 | 81.29 | |
K6872 | 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う) | 22 | 2.64 | 24.32 | 13.64 | 79.18 | |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 20 | 5.15 | 5.60 | 5.00 | 76.80 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 18 | 3.00 | 17.06 | 16.67 | 71.83 |
内科は、大腸ポリープ切除術や胆道ステント留置術などの内視鏡を使用した手術や、経皮的冠動脈ステント留置術、ペースメーカー移植術といった循環器手術も実施しています。
外科
外科は、腹腔鏡下での鼠径ヘルニア手術や胆嚢摘出術、結腸悪性腫瘍切除術等を多く行っています。
腹腔鏡における手術により患者様に負担の少ない治療を行っています。
腹腔鏡における手術により患者様に負担の少ない治療を行っています。
整形外科
整形外科では大腿骨骨折に対する手術が多い状況です。また、全体的に平均年齢が高く、高齢の方が多い手術ほど転院率も高い傾向があります。
泌尿器科
泌尿器科は経尿道的尿管ステント留置術が最も多く、次いで膀胱腫瘍を切除して腫瘍の膀胱壁への深達度、異型度なども評価できる膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的)が多いです。経尿道的尿路結石除去術がそれに続いています。
7.その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | - | - |
異なる | 13 | 0.49 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 13 | 0.49 |
異なる | - | - |
入院契機となった傷病名が異なるということは、何らかの影響で入院後にこれらの疾患を発症してしまったことを指します。また、発生率については全退院患者数に対する症例数から算出しています。 手術・処置等の合併症は昨年の症例数より3件減少し、発生率も0.61から0.49と減少しています。
更新履歴
- 2023年9月27日
- 令和4年度病院指標を公開
最終更新年月日:2023.09.29