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滝川市立病院
医事課医事係
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令和2年度 病院指標



1.年齢階級別退院患者数 ファイルをダウンロード
年齢区分0~10~20~30~40~50~60~70~80~90~
患者数 4 35 37 47 86 216 401 697 781 329
当院を退院した患者様の年齢を10歳刻みの年齢階級別で集計したものです。退院患者年齢層は70代・80代が最も多く、全体の約56%を占めております。90歳以上も含めると全体の69%になり、地域の高齢化が表れています。
当院は中空知医療圏の中核をになう自治体病院として、今後も地域住民の健康を維持・増進に努めていきます。

2.診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで) 
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内 科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数転院率平均
年齢
患者用
パス
自院全国
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 61 9.57 2.66 1.64 67.03  
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術・処置等 1 なし 手術・処置等 2 なし 59 22.27 17.23 10.17  85.00  
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 49  17.37 13.00 16.33 83.29  
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等 2 なし 48  31.42 20.51 45.83 84.60  
060340xx99x0xx 胆管(肝内外)結石、胆管炎 手術なし 手術・処置等 2 なし 32 14.94 9.76 18.75 80.91  
内科の分類別患者数は、大腸ポリープの症例が多く、心不全、尿路感染症等の症例が続いています。
高齢の患者様が多く、治療に長い期間を要する場合もあり、在院日数は全国と比較すると長い傾向にあります。
また、当院の内科は、各学会の専門医を擁し、心筋梗塞、糖尿病、関節リウマチの診療、消化器疾患の内視鏡的治療などを得意分野としてます。
外科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数転院率平均
年齢
患者用
パス
自院全国
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上)ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 35 6.54 4.86 0.00 71.34
060035xx99x7xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等 2 7 あり 25 3.12 4.94 0.00 71.00  
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等 1 なし 手術・処置等 2 なし 定義副傷病なし 19 8.47 7.23 0.00 58.74
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等 1 なし 定義副傷病なし 13 26.54 16.19 7.69 77.23  
060035xx010x1x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等 1 なし 定義副傷病あり 13 26.31 25.65 15.38 74.62  
外科は、消化器疾患が多く、内科をはじめとする他科と連携しながら外科治療を行っています。
分類別患者数は、鼠径ヘルニア、大腸癌、胆嚢炎等の症例が続いています。
上記の集計では鼠径ヘルニアが上位となっていますが、当院の外科患者数は大腸癌が多いです。
診断群分類で集計すると大腸癌は手術や化学療法の使用等により分類が細分化されています。
整形外科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数転院率平均
年齢
患者用
パス
自院全国
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 128 32.02 25.09 46.88 84.95
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰随損傷を含む。)手術なし 40 27.40 18.81 35.00 83.70  
160760xx97xx1x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病あり 31 6.48 8.45 0.00 73.65
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 28 8.36 5.18 7.14 65.07
160980xx99x0xx 骨盤損傷 手術なし 手術・処置等 2 なし 23 30.52 19.06 43.48 84.61  
整形外科は、大腿骨の骨折に対し手術を実施した症例が最も多くなっており、平均年齢をみると高齢者が多いことがわかります。また、症例数については128件であり、当院は道内でも治療実績の多い病院となっています。
その他は胸椎・腰椎骨折、前腕の骨折(副傷病あり)の順となりますが、前腕骨折は副傷病ありとなしで分類が分かれます。当院の前腕骨折の総患者数は59件と大腿骨骨折に次いで多い傷病となっています。
耳鼻咽喉科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数転院率平均
年齢
患者用
パス
自院全国
030428xxxxxxxx 突発性難聴 15 9.00 8.81 0.00 63.27  
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし - - 5.63 - -  
030390xx99xxxx 顔面神経障害 手術なし - - 9.17 - -  
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし - - 4.94 - -  
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり - - 7.20 - -  
令和2年度は突発性難聴で入院加療される方が多くなっています。
当院の耳鼻咽喉科は近隣の市町からめまいや急性扁桃腺炎など、入院治療が必要な患者様の紹介を受け入れるとともに中耳炎や慢性副鼻腔炎、耳下腺腫瘍や甲状腺腫瘍などの頭頸部腫瘍に対する手術も行っています。
泌尿器科
DPCコードDPC名称患者数平均在院日数転院率平均
年齢
患者用
パス
自院全国
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等 2 なし 35 7.17 7.13 2.86 78.37
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等 1 あり 35 2.77 2.54 2.86 70.40
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等 1 なし 定義副傷病なし 21 5.43 5.67 0.00 65.05  
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 19 15.16 13.00 5.26 77.89  
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等 1 なし 手術・処置等 2 1 あり 16 9.94 14.01 0.00 70.25  
泌尿器科は、膀胱腫瘍、前立腺悪性腫瘍の症例が並んで多く、尿管結石が続いています。
主に泌尿器科一般(排尿障害、尿路結石症、感染症など)、泌尿器悪性腫瘍、慢性腎臓病(保存期腎不全、血液透析)などの治療を行っています。

3.初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数 
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 初発再発病期分類
基準(※)
版数
Stage IStage IIStage IIIStage IV不明
胃癌 - - 10 12 - - 1 8
大腸癌 - 16 35 61 - 21 1  8
乳癌 - - - - - 26 1 8
肺癌 - - - 14 - - 1  8
肝癌 - - - - - - 1  8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
UICC病気分類とは、国際対がん連合(UICC)によって定められた①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の3つの要素によって各癌をStageⅠ(早期)~StageⅣ(末期)の4期に分類したものです。
当院では大腸癌が最も多く治療を行っています。また病期が進行している場合が多く、再発癌も乳癌に次いで治療しています。
また当院は、検診事業に積極的に取り組んでおり、早期に癌が発見されるケースもあります。早期発見から早期治療に繋げ、早期回復を目指して、職員一丸となって治療を行っています。

4.成人市中肺炎の重症度別患者数等 
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 患者数平均
在院日数
平均年齢
軽症   - -
中等症 33 20.12 83.58
重症 19 21.68 88.84
超重症 - - -
不明 - - -
成人市中肺炎とは、20歳以上で日常生活をしていた方が発症した肺炎のことをいいます。重症度が高くなるにつれて平均在院日数や平均年齢が上がる場合が多く、高齢者の方は重症化しやすく治療期間も長くなる傾向にあります。
当院では、中等度の患者数が多く、次いで重症となっています。どちらも平均年齢が80歳を超えており、高齢の患者様の治療を多く行っています。

5.脳梗塞の患者数等 
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発症日から患者数平均在院日数平均年齢転院率
- - - - -
当院は脳梗塞の患者数が10未満のため表示を「‐(ハイフン)」としています。
6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)  ファイルをダウンロード
内科
Kコード名称患者数平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率平均
年齢
患者用
パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 58 1.00 7.78 0.00 66.12  
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 27 6.78 4.41 0.00 74.81  
K6872 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う) 16 2.63 15.44 12.50 77.75  
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 14 4.36 9.07 7.14 83.64  
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 13 2.15 10.85 7.69 73.00  
内科は、大腸ポリープ切除術や乳頭切開術などの内視鏡を使用した手術や、経皮的冠動脈ステント留置術、ペースメーカー移植術といった循環器手術も実施しています。
外科
Kコード名称患者数平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率平均
年齢
患者用
パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 33 1.33 4.30 0.00 71.00
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 24 1.63 2.88 0.00 70.83  
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 23 2.17 5.48 0.00 61.74
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 20 9.50 16.55 10.00 76.05  
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 13 0.38 3.38 0.00 33.62  
外科は、腹腔鏡下での鼠径ヘルニア手術や胆嚢摘出術、結腸悪性腫瘍切除術等を多く行っています。
腹腔鏡における手術により患者様に負担の少ない治療を行っています。
整形外科
Kコード名称患者数平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率平均
年齢
患者用
パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨、上腕、大腿) 117 3.23 27.93 43.59 83.09
K0462 骨折観血的手術(前腕、下腿、手舟状骨) 66 2.02 12.67 9.09 71.27
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕、下腿) 37 1.41 4.84 5.41 60.16  
K0811 人工骨頭挿入術(肩、股) 37 4.14 30.76 40.54 82.59  
K0821 人工関節置換術(肩、股、膝) 37 2.16 34.27 0.00 76.35
整形外科では大腿骨骨折に対する手術が多い状況です。また、全体的に平均年齢が高く、高齢の方が多い手術ほど転院率も高い傾向があります。
骨折手術とは別に骨折後の異物除去術(骨折の固定具)、人工関節による関節置換術など予約入院による加療も行っています。
泌尿器科
Kコード名称患者数平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率平均
年齢
患者用
パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 33 1.30 3.88 3.03 78.97
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 20 1.00 3.40 0.00 65.65  
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 19 1.05 11.05 10.53 76.16  
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 12 3.42 10.17 25.00 69.67
K7981 膀胱結石、異物摘出術(経尿道的手術) - - - - -  
泌尿器科は、膀胱腫瘍を切除して腫瘍の膀胱壁への深達度、異型度なども評価できる膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的)が多いです。次いで経尿道的尿路結石除去術、経尿道的尿管ステント留置術がそれに続いています。

7.その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
 
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DPC傷病名入院契機症例数発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 14 0.53
異なる 21 0.80
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 16 0.61
異なる - -
入院契機となった傷病名が異なるということは、何らかの影響で入院後にこれらの疾患を発症してしまったことを指します。また、発生率については全退院患者数に対する症例数から算出しています。
手術・処置等の合併症は昨年の症例数より12件減少し、発生率も0.84から0.61と減少しています。


更新履歴
2021年9月28日
令和2年度病院指標を公開
2022年1月14日
患者用パスを公開
最終更新年月日:2022.01.14
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