入院について
医療においては、患者様と医療者がお互いに理解し合い、信頼関係を築くことが重要であると考えます。またそれが、安心と安全にも繋がります。患者様にご理解いただけるよう私たち医療者もできる限りご説明をしてまいりますが、ご不明な点やお気付きの点、疑問に思われることなどがありましたら、お気軽にご相談ください。
当院は急性期治療を行う二次救急の役割を持ち、救急の患者様や紹介患者様を多く受け入れております。より多くの患者さんを受け入れるため、早期治療と早期の退院を目指しています。このため、急性期治療の目途がついた段階で、退院や転院の相談をさせていただくことがあります。
ご不明な点や治療中のお困りごとについては、遠慮なく担当医師、 看護職員、事務職員にご相談ください。
●パンフレット「入院のご案内」
目次
1.入院の手続きについて(p.1)
2.入院にあたってご用意いただくもの(p.1)
3.入院中の過ごし方(p.2~4)
4.各種ご相談(p.4)
5.入院費用について(p.4)
6.退院について(p.4~5)
7.医療安全等へのご協力(p.5~6)
8.院内での迷惑行為について(p.6)
9.施設のご案内(p.6)
10. その他のお知らせとお願い(p.6~7)
●入院の手続き
次のものをお持ちになり、1階「5.入退院受付」窓口へお越しください。
●印鑑
●診療券
●マイナンバーカードまたは健康保険証(資格確認証)、限度額適用認定証、標準負担額減額認定証、その他公費(重度心身障害者、ひとり親、乳幼児など)を受けられている方はその受給者証
●入院証書
●入院問診票
●入院履歴確認書
●退院証明書 ※過去3ヶ月以内のものに限ります。
●持参薬(普段お使いの飲み薬や注射・点眼薬・貼り薬・ぬり薬などすべてのお薬のほか、薬袋や説明書・お薬手帳も含みます)
●入院にあたってご用意いただくもの
入院中にお使いになるものをご用意ください。
●洗面器具(シャンプー、石鹸、ブラシ、タオル、バスタオルなど)
●食器類(はし、スプーン、湯飲み、ストローなど)
●衣類(病衣(ねまき)、下着類、マスク、上履き、ティッシュ、イヤホン(テレビご利用時)など)
●その他(食事用エプロン(使い捨てタイプ)、小児用紙おむつ、口腔ケア用スポンジなど)
なお、当院では患者様及びご家族の皆様の負担軽減とサービス向上を図ることを目的に、病衣・タオル類・日用消耗品類及び紙おむつの日額定額制サービス(CSセット)を導入しております。
CSセット(入院基本プラン・紙おむつプラン)の詳細はこちらをご覧ください。
●入院中の過ごし方
基本的な一日の流れは次のようになります。
・当院は院内・敷地内(通路や駐車場も含む)共に「禁煙」ですので、ご協力願います。
・入院中の他院への受診や薬の処方については、必ず病棟看護師にご相談ください。
・駐車場は外来患者様がご利用になりますので、入院期間中の駐車はお断りさせていただきます。
・病院食は治療の一環ですので、飲食物のお持込はご遠慮願います。
・テレビ、冷蔵庫、洗濯機のご利用にあたりましては、共通のプリペイドカード「テレビカード」
(1,000円/枚)をお買い求めください。
・テレビの視聴にはイヤホンのご使用をお願いします。
・ひげそり・携帯電話などの充電器は、診療の妨げにならないようご使用願います。
・パソコンやタブレットなどの端末機器の使用については、病棟看護師にご相談ください。
・携帯電話はマナーモードに設定の上、通話される場合は指定場所でご使用願います。
・院内ポストは2階(1-2階専用エレベーターの裏側)に設置してありますので、ご利用ください。
・面会時間は、平日・土・日・祝日:午後2時~午後4時まで可能となっております。
・必要以上の現金や貴重品はお持ちにならないようお願いいたします。また、管理はご自身でお願いいたします。
●迷惑行為に関して
入院中次のような迷惑行為を認めた場合には、以後の診療をお断りし、退院していただく場合がございますのでご承知おき願います。
●他の患者様や病院職員に暴力をふるった場合、もしくはその恐れがある場合
●大声・暴言または脅迫的な言動により他の患者様に迷惑を及ぼしたり、病院職員の業務を妨
げた場合
●解決しがたい要求を繰り返し行った場合
●建物設備や機器を故意に破損した場合
●危険物を院内に持ち込んだ場合
●付き添いについて
原則として付き添いの必要はございませんが、病状などによっては、医師の判断でご家族等に限り付き添いが許可されますので、病棟看護師にご相談ください。
なお、小さなお子様が入院される場合は、付き添いのご協力をお願いしております。
●入院費用について
(1)当院は保険医療機関です。
(2)一般病棟の入院費は、一部の場合を除きDPC方式(診断群分類包括評価方式)で計算します。
DPC方式とは …
病気の種類と診療内容によって分類された国が定めた区分に基づいて、1日あたりの定額からなる「包括評価部分(入院基本料や注射、検査など)」と従来からある「出来高評価部分(手術や麻酔、リハビリなど)」を組み合わせて計算する方式です。
(3)入院費のご請求・お支払い方法は、次の2通りがあります。
●退院日に1階「5.入退院受付窓口」で請求書(納入通知書)を受け取られたのち、「4.会計
窓口」でご精算ください。
●月をまたいで継続して入院されている場合は、1か月分の入院費について翌月10日過ぎに請
求書(納入通知書)を病棟までお届けいたしますので、請求書をお持ちのうえ1階の「4.会
計窓口」でご精算ください。
(4)お支払いにはクレジットカード(JCB、VISA、Master Card、Diners Club、AMEX、Discover)、をお使いいただけます。
(5)お支払いに関してご相談のある方は、1階「5.入退院受付窓口」でお受けしております。
(6)180日を超える長期入院の場合、入院基本料に15%の特別長期入院基本料が加算されます。