平成30年度　病院指標

内科は、大腸ポリープの症例が最も多く、心不全、誤嚥性肺炎の症例がそれに続いています。高齢の患者さんが多く、治療に長い期間を要する場合もあり、在院日数は全国と比較すると長い傾向にあります。

外科は、消化器疾患が多く、内科をはじめとする他科と連携しながら外科治療を行っています。

整形外科は、大腿骨の骨折に対し手術を実施した症例が最も多くなっており、平均年齢をみると高齢者が多いことがわかります。また、症例数については150件であり、当院は道内でも非常に実績の多い病院となっています。

泌尿器科は、前立腺悪性腫瘍の症例が最も多く、膀胱腫瘍、尿管結石がそれに続いています。

耳鼻咽喉科は、急性扁桃炎症例が最も多くなっています。また、その他の疾患についても小児から高齢までと幅広い年齢層の治療に対応しています。

麻酔科は、帯状疱疹症例が最も多くなっており、痛みに対する治療等を実施しています。

UICC病気分類とは、国際対がん連合（UICC）によって定められた①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の３つの要素によって各癌をStageⅠ（早期）～StageⅣ（末期）の４期に分類したものです。当院は、検診事業に積極的に取り組んでおり、早期に癌が発見されるケースも増えています。早期発見から早期治療に繋げ、早期回復を目指して、職員一丸となって治療を行っています。

成人市中肺炎とは、20歳以上で日常生活をしていた方が発症した肺炎のことをいいます。重症度が高くなるにつれて平均在院日数や平均年齢が上がる場合が多く、高齢者の方は重症化しやすく治療期間も長くなる傾向にあります。

当院は脳梗塞の患者数が10未満のため表示を「‐（ハイフン）」としています。

入院契機となった傷病名が異なるということは、何らかの影響で入院後にこれらの疾患を発症してしまったことを指します。また、発生率については全退院患者数に対する症例数から算出しています。