精神神経科
- 特 色
- 取り扱っている主な疾患
- 医師紹介
当科は、現在常勤医師2名(うち精神保健指定医2名)の体制で診療を行っております。統合失調症、うつ病、躁うつ病、不安障害、認知症、てんかん、ストレス 性障害、摂食障害、睡眠障害、児童期・青年期の危機など、精神神経疾患の全般に対応し、また、総合病院の精神科として、他科と連携を図り、身体合併症を伴う精神疾患にも対応しております。
また、2名の臨床心理士(非常勤)が、外来や入院中の患者様に、心理検査やカウンセリングができる体制を取っております。
我々は、常に医師または看護師、臨床心理士、精神保健福祉士、作業療法士などと多職種間でカンファレンスを頻繁に行い、情報を共有し、意見交換を怠らず、患者さんに寄り添う医療の実現をめざして診療を行っております。
また、2名の臨床心理士(非常勤)が、外来や入院中の患者様に、心理検査やカウンセリングができる体制を取っております。
我々は、常に医師または看護師、臨床心理士、精神保健福祉士、作業療法士などと多職種間でカンファレンスを頻繁に行い、情報を共有し、意見交換を怠らず、患者さんに寄り添う医療の実現をめざして診療を行っております。
うつ病
うつ病とは、抑うつ気分、意欲減退、思考抑制、睡眠障害、易疲労感といった精神症状や身体症状が長く続いて、日常生活に支障をきたす 病気です。うつ病になりやすい性格や体質を持っている人が、何らかのストレスを受けることがきっかけで発病すると言われていますが、はっきりとした原因は 未だ分かっていません。つらい症状を早く治すために、また自殺を防ぐためにも、早めの治療が大切です。
治療は、休養、薬物療法、精神療法が治療 の3本柱です。うつ病の治療にはさまざまな薬が使われますが、主に抗うつ薬が使われ、中でも、比較的副作用が少ないSSRI(選択的セロトニン再取り込み 阻害薬)やSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)が近年の主流になっています。また、再発を防ぐために、ストレスをためないライフス タイルを心がけることが大切です。そして、うつ病は治る病気です。ですから、焦らずに、一人で悩まずに、主治医とよく相談しながら治療を続けていきましょ う。
躁うつ病
躁うつ病とは、うつ病の症状(抑うつ気分、意欲減退、睡眠障害、思考抑制、易疲労感など)が続く期間と躁の状 態(気分の異常に高ぶる、怒りっぽくなる、活動量が異常に増える、気分が大きくなりすぎて乱費や逸脱行為が目立つ、注意が散漫になりやすくなる、断眠状態 など)が続く期間が交互に繰り返される病気です。
うつ病として治療されている患者様のうち10人に1人くらいの割合で、経過の中で躁状態となっ て、躁うつ病との診断となる方がいらっしゃいます。治療としては、気分安定薬や非定型抗精神病薬などの薬物療法が中心となりますが、うつ状態と躁状態を繰 り返すことを押さえていくことが治療のポイントです。数年という長い目でゆっくりと焦らずに治療を続けていく必要があります。
統合失調症
統合失調症は、様々な刺激を伝え合う神経のネットワークにトラブルが生じる脳の機能障害による病気です。
この病気は特殊な病気ではなく、およそ100人に1人の割合で発症すると言われています。思春期から青年期に発症するケースがほとんどです。発症に至るま で、日常生活のストレス、生まれながらの体質的素因、環境因子、脳内の神経伝達物質の異常など、複雑な要因が絡み合って発病します。育て方や家庭環境が原 因で発症するものではありません。 一般的な症状として、陽性症状(幻聴、被害妄想、不安定な感情、奇異な行動、思考の混乱)、陰性症状(社会的引きこも り、感情鈍麻、思考の貧困さ、意欲減退、注意力・集中力低下、無関心)、作業能力の障害(記憶力低下、作業スピードの低下、疲れやすさ、理解力の低下)が あります。発病後まもない急性期や再発期に陽性症状が優位に現れ、陰性症状は発症期に見られることもありますが通常は急性期のあとに見られる症状です。
この病気は、経過は人によっては様々ですが、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら徐々に回復していきます。数年という長い目でゆっくりと焦らずに治 療を続けていく必要があります。ただ、きちんと治療を続けていれば繰り返すことは少なくなり、人によっては、良好な状態にまで回復することが可能です。
治療としては、薬物療法が中心となり、治療の過程の応じて、精神療法、リハビリテーションが行われます。患者様もご家族も焦らずにゆっくり、病気と気長に付き合っていくという姿勢が必要です。
うつ病とは、抑うつ気分、意欲減退、思考抑制、睡眠障害、易疲労感といった精神症状や身体症状が長く続いて、日常生活に支障をきたす 病気です。うつ病になりやすい性格や体質を持っている人が、何らかのストレスを受けることがきっかけで発病すると言われていますが、はっきりとした原因は 未だ分かっていません。つらい症状を早く治すために、また自殺を防ぐためにも、早めの治療が大切です。
治療は、休養、薬物療法、精神療法が治療 の3本柱です。うつ病の治療にはさまざまな薬が使われますが、主に抗うつ薬が使われ、中でも、比較的副作用が少ないSSRI(選択的セロトニン再取り込み 阻害薬)やSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)が近年の主流になっています。また、再発を防ぐために、ストレスをためないライフス タイルを心がけることが大切です。そして、うつ病は治る病気です。ですから、焦らずに、一人で悩まずに、主治医とよく相談しながら治療を続けていきましょ う。
躁うつ病
躁うつ病とは、うつ病の症状(抑うつ気分、意欲減退、睡眠障害、思考抑制、易疲労感など)が続く期間と躁の状 態(気分の異常に高ぶる、怒りっぽくなる、活動量が異常に増える、気分が大きくなりすぎて乱費や逸脱行為が目立つ、注意が散漫になりやすくなる、断眠状態 など)が続く期間が交互に繰り返される病気です。
うつ病として治療されている患者様のうち10人に1人くらいの割合で、経過の中で躁状態となっ て、躁うつ病との診断となる方がいらっしゃいます。治療としては、気分安定薬や非定型抗精神病薬などの薬物療法が中心となりますが、うつ状態と躁状態を繰 り返すことを押さえていくことが治療のポイントです。数年という長い目でゆっくりと焦らずに治療を続けていく必要があります。
統合失調症
統合失調症は、様々な刺激を伝え合う神経のネットワークにトラブルが生じる脳の機能障害による病気です。
この病気は特殊な病気ではなく、およそ100人に1人の割合で発症すると言われています。思春期から青年期に発症するケースがほとんどです。発症に至るま で、日常生活のストレス、生まれながらの体質的素因、環境因子、脳内の神経伝達物質の異常など、複雑な要因が絡み合って発病します。育て方や家庭環境が原 因で発症するものではありません。 一般的な症状として、陽性症状(幻聴、被害妄想、不安定な感情、奇異な行動、思考の混乱)、陰性症状(社会的引きこも り、感情鈍麻、思考の貧困さ、意欲減退、注意力・集中力低下、無関心)、作業能力の障害(記憶力低下、作業スピードの低下、疲れやすさ、理解力の低下)が あります。発病後まもない急性期や再発期に陽性症状が優位に現れ、陰性症状は発症期に見られることもありますが通常は急性期のあとに見られる症状です。
この病気は、経過は人によっては様々ですが、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら徐々に回復していきます。数年という長い目でゆっくりと焦らずに治 療を続けていく必要があります。ただ、きちんと治療を続けていれば繰り返すことは少なくなり、人によっては、良好な状態にまで回復することが可能です。
治療としては、薬物療法が中心となり、治療の過程の応じて、精神療法、リハビリテーションが行われます。患者様もご家族も焦らずにゆっくり、病気と気長に付き合っていくという姿勢が必要です。
職 名 | 氏 名 | 所属学会 | 学会認定資格等 |
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医長 | 早稲田 紘士 | 日本精神神経学会 日本総合病院精神医学会 日本生物学的精神医学会 |
精神科専門医 精神保健指定医 精神科専門医制度指導医 認知症診療医 一般病院連携精神医学専門医 |
医長 | 佃 悠輔 | 日本精神神経学会 北海道精神神経学会 |
精神科専門医 精神保健指定医 |
職 名 | 氏 名 | 所属学会 |
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医長 | 早稲田 紘士 | 日本精神神経学会 日本総合病院精神医学会 日本生物学的精神医学会 |
医長 | 佃 悠輔 | 日本精神神経学会 北海道精神神経学会 |
医長 | 早稲田 紘士 | 日本精神神経学会 日本総合病院精神医学会 日本生物学的精神医学会 |
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医長 | 佃 悠輔 | 日本精神神経学会 北海道精神神経学会 |
最終更新年月日:2023.06.01