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滝川市立病院
事務部事務課
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病院長あいさつ

 令和2年4月1日付けで滝川市立病院長の任につくことになりました。身の引き締まる思いです。皆さま、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 私は、平成6年4月に当院に赴任し、以来約四半世紀余にわたり、内科、とくに循環器部門の診療に従事し、平成25年から副院長を務めてまいりました。

 当院には、中空知医療圏の中核をになう自治体病院のひとつとして、地域住民の健康を守る大事な使命があります。「住民の健康の維持・増進に努め、地域に根ざした質の高い医療を目指します」を病院の理念に定め、2015年には「患者さんからもスタッフからも信頼されるマグネットホスピタルを目指す」ことを、こころがけてきました。また、2011年の新病院完成以来、電子カルテや新規医療機器の導入などを順次おこない、医療レベルの充実を心がけてまいりました。
 しかし、ご存知のとおり、昨今の地域医療をとりまく環境は人口の減少や少子高齢化、国や道による地域医療構想(公的病院の再編・統合)をはじめとした医療政策などにより、非常に厳しさを増しております。
 当院においても、例外ではなく、産婦人科の入院病床の廃止を余儀なくされておりますし、医師や看護師の確保に苦労するなど厳しい状況が続いております。急性期病棟の一部を地域包括病棟に変換するなどの工夫をこらしてきました。 今後は、圏域内外を問わず、他の病院との連携や機能分担なども大きな課題となろうかと思います。
 終息のめどがたたない新型コロナウイルスの蔓延に翻弄され、医療事情が変わってしまいそうな状況ではあります。院内でも、多数が集まったりする機会も制限され、一体感をもってことに臨むのが難しい時期でもあります。
 しかし、病院をよくしたい、改善したいの気持ちを職員一同で共有しながら、地域住民の皆さまとともにある、信頼していただける病院となるよう、一致して邁進する所存です。
 どうぞご支援ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

令和2年4月 滝川市立病院長 松橋浩伸



最終更新年月日:2020.05.04
       
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