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臨床検査科が担当しています。
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滝川市立病院
診療技術部臨床検査科
電話0125-22-4311 内線1147

臨床検査科

臨床検査は『検体検査』と『生理機能検査』の2つに大別することができます。

検体検査は、患者様から採取された血液・尿・便・喀痰・組織などを用いて、これらに含まれる成分の分析

や異常細胞の有無、病原菌の検索などを行うものです。生理機能検査は、心電図・肺活量・脳波・聴力検査など患者様と直接接して生体機能の情報を得るために行う検査です。 
当検査科ではスタッフ総勢16名が患者様一人一人の病気の診断、治療、経過観察に役立つ臨床検査を提供できるよう日々努力しています。

《臨床検査科通信》
当科では、臨床検査に関するさまざまな情報を来院者の皆さんに分かりやすくお伝えできるよう「臨床検査科通信」を作成し、院内に掲示しております(以下のリンクからご覧いただけます)。

2016年12月発行号(A4版 PDF1.9MB)



スタッフ紹介

当科は医師1名、臨床検査技師12名、助手2名計15名で構成されています

科長    宮下恵一《日本内科学会認定内科専門医》
技師長   阿部 隆
副技師長  今井尚美、松井孝友
主任    田子裕純、鹿角友美
      池田寛基、大町早希、五十嵐勇太、工藤結香、斉藤友樹
      関 真菜美、坂口優実、細田輝子、若林麻美、坂本二見江


各部門の紹介

当科では、多岐にわたる臨床検査を8つの部門に分類し、それぞれ専門的な知識・技術を持った担当スタッフが業務にあたっています。

生化学・血清検査

生化学では、主に血液中の酵素や電解質、血糖などの様々な物質を測定します。GOT、GPT、γ-GTPなどの肝機能検査やコレステロール値などの脂質検査、炎症反応など、院内で行っている検査だけでも50項目以上に上ります。

●主な使用機器

 ・自動グリコヘモグロビン分析計

 ・全自動免疫測定装置

 ・生化学自動分析装置



血液検査

血液中の細胞成分(赤血球・白血球・血小板)等の量や種類を調べたり、赤血球中のヘモグロビンの量を測定して、貧血や炎症の有無、白血病など血液に関わる病気に対する検査をしています。

また、血液には身体の外に出ると固まる作用がありますが、これが正常に行われているか、逆に身体の中では固まらずにいられるのかといった凝固機能の検査を行っています。



●主な使用機器

 ・自動血球分析装置・塗抹標本作成装置

 ・全自動血液凝固線溶測定装置 


一般検査

尿などの血液以外の体液(髄液・穿刺液[胸水、腹水、関節液等])や便などの検査をします。
尿ではタンパク質や糖分の量(有無)を測ったり、顕微鏡を使って尿中にある細胞や血液成分などを観察して腎臓や膀胱など尿路系の異常を調べます。尿ではこれ以外にも身体の中の色々な異常を知らせてくれます。
便では顕微鏡を使って寄生虫卵の有無を調べて回虫や鞭虫などの寄生虫症に罹ってないか調べたり、血液(赤血球)の量を調べて消化管(胃・腸)に潰瘍やがんが無いか調べます。 髄液・穿刺液ではタンパク、糖の量を測ったり、血液成分の量や種類を調べて炎症の程度や出血の度合いを調べます。また、妊娠に関するホルモンの検査などもしています。



●主な使用機器

 ・尿自動分析器

 ・便潜血全自動免疫化学分析装置


細菌検査

患者様から採取された喀痰、尿、便、血液などに、どのような細菌が含まれているか顕微鏡で観察したり、培養を行って調べています。病原性のある細菌が発育した場合には菌種の特定と抗生物質の利き具合を検査します。細菌性食中毒や風邪の原因菌などはこの部門で検査されています。

●主な使用機器

 ・自動血液培養装置

 ・全自動細菌検査装置


病理検査

胃・大腸などの内視鏡や手術を行った際に採取された臓器や組織を、顕微鏡を用いて観察し病気の診断を行います。臨床検査技師は臓器・組織を顕微鏡で見られるようにするための標本を作製し、これを病理診断を専門とする病理医が観察して、どのような病気でどの程度進行しているか、癌であれば状態の悪さや転移の有無などの診断を行います。病理診断は最終的な診断として重要な役割を担っています。



●主な使用機器

 ・自動染色機


細胞診検査

細胞診はパパニコロウ染色やギムザ染色などの方法で細胞に色を付け、顕微鏡を通した細胞の精細な所見から、婦人科(子宮頸部・体部)、呼吸器、泌尿器、乳腺、甲状腺、消化器(胆嚢・膵臓)などの腫瘍性疾患の判定、腫瘍組織型の類推、非腫瘍性疾患との鑑別、治療後の再発の監視などを行い、診断・経過観察に利用されます。また感染症の有無の診断にも用いられます。

●主な使用機器

 ・自動染色機


輸血検査

不足した血液成分を補う治療法である「輸血療法」は、赤血球製剤、血漿製剤、血小板製剤などの成分製剤の輸血が主流で、患者様に不足しているものだけが使用されます。 また、安全な輸血を行うために事前に以下の検査を実施しております。

❶ 輸血用血液の検査

  献血された血液の血液型・感染症検査などが、赤十字血液センターで実施されています。

❷ 血液型の再検査

  予め調べられていた血液型に間違いがないか二重のチェックを行います。

❸ 不規則抗体検査

  患者様の血液中に他人の血液に反応する抗体が含まれていないかを調べます。

❹ 交差適合試験

  患者様の血液と輸血する血液を試験管内で混ぜ合わせ、異常がないかを調べます。

当科では血液製剤の保管・管理も行い、製剤の発注や検査、製剤の出庫に至るまでの作業を一元化することにより、安全で迅速な製剤の供給に努めています。

●主な使用機器

 ・輸血検査用自動機器


生理検査

患者様と接することの少ない臨床検査科ですが、その中でも一番皆様とお会いする機会の多い部門です。


●普通心電図 … 心臓の動きのリズムや大きさなどを調べる基本的な検査です。ベッドに横になり1~2分で終了します。

●負荷心電図 … 簡易的に作った階段を上り下りしたり、ベルトコンベア−の様な機械(トレッドミル)の上を歩いたりして心臓に負荷をかけた状態で記録する心電図です。

●24時間心電図 … 小さな心電図の機械を着けて、日常生活・眠っている間の心電図を記録します。ホルター心電図ともいいます。


大きく息を吸ったり吐いたりして検査を行い、肺活量や吐き出す最大の速さ、一秒間に吐き出す量などを測定し、肺や気管の機能を予測します。


リード線のついた小さな電極を頭に19個装着して、脳の電気的活動を調べます。ベッドに横になり目を閉じていただき、時には眠っていただくこともあります。検査時間は1時間ほどかかります。



両手・両足の血圧を同時に測定し、動脈硬化の進み具合を予測します。

ABI検査、baPWV検査とも呼ばれます。



●簡易聴力検査 … 高さの違う2種類の音を使って聴力を測定します。健康診断ではこちらが行われています。

●純音聴力検査 … 防音室の中で7種類の音を使いより精密に聴力を測定します。
●語音聴力検査 … 言葉の聞き取りの検査です。補聴器を合わせる時に行います。



めまいやふらつきの原因を調べます。動かずに立っている時にどれくらい体が揺れているのかなどを測定します。




最終更新年月日:2017.02.20
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